五線譜を攻略する

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ドの位置をオクターブで把握すれば簡単

前々回に五線譜についてお話ししました。

目的に応じて必要な人は覚えればいい、という話でしたね。作曲を行う人は使えるようになりましょう。

​今回は五線譜の簡単な取り扱い方法について書きます。あくまで作曲する上で活用できればいいので、自分に役に立つレベルで使えればそれでいいんです。​完璧を目指すのはやめましょう。音楽を作るのであれば他にやるべきことはたくさんあります。

まず五線譜というものの構造についてお話ししておきます。

 

これはピアノの構造と同じです。

ピアノはキーがCの時にドレミファソラシドが白鍵に集まるようにできています。

すべてはキーCでメジャースケールを鳴らすことを第一に作られているわけです。

そして実は五線譜の構造もそれに倣っています。

​実際に見てみましょう。

 

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キーCのドレミファソラシドの鍵盤上の位置です。

ではこれを五線譜上で見ていきましょう。

 

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どうですか、吐き気がしてきましたか?ここでは吐かないでください。

しかし、これはけっこうすっきりした五線譜ですよね。​音が線とその間を一個ずつ上に上がっています。一個ずつです。一個ずつ上に行けばドレミファソラシドを表せるわけです。

ここで少し思い出して欲しいのですが、鍵盤上の音はドレミファソラシの7つしかなかったでしょうか。いや、ドとレの間にはレ♭がありましたよね。他にもミ♭とかラ♭とかありましたよね。キーCでの黒鍵に当たる部分です。

でも五線譜を見る限り一番下の音がドであれば(ドなのですが)その次の音のレとの間に隙間がありません。なんででしょう。レ♭は表記できないのでしょうか。

つまりこれが五線譜の並びが鍵盤の並びに倣っている、ということなんです。鍵盤はキーCの時のメジャースケールを一番弾きやすいように作られています。

​それに合わせて五線譜もキーCのドレミファソラシドを一番書きやすいようにできているから、レ♭とかミ♭を書く隙間がないんです。

話はそれますが、もしギターを基準に五線譜が作られていたら線がもっと縦に長くたくさんあったかもしれません。ギターは半音階にフレットが打たれていて、どの音も対等ですから。しかし一応断っておきますと上記の話はすべて私の想像です。たとえ歴史的事実と違ってもクレームを入れないでください。

ではややこしい話はこの辺にして、具体的にどう五線譜を攻略していけばいいのでしょうか。一個ずつ鍵盤上の音と五線譜の音を対比して覚えるのもいいですがあまり効率がよくありません。私が良いと思ったやり方はまずそのキーのドの位置を把握するというやり方です。​

 

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こうです。他の音は邪魔なので消しました。​

キーCでのドの位置はここです。ちなみに調号の話はまだどこでもしてませんでしたが、ここではややこしいので無視します。

 

鍵盤上の位置と連動して覚えましょう。

 

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画像がちょっといまいちですが、キーCでの鍵盤上のドの位置はこうです。

​これが、五線譜上ではこうです。

 

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しつこいですか?

キーCでのドの位置を覚えましょう。下の方はちょっとはみ出た線の上です。

​上のド(C)はなんというか、上から2つ目の白いエリアのトコです。

そして、そこを覚えたら間を埋めていきます。

埋め方はドミソシです。理由は気にしないでください。メジャースケールの一個飛ばしで上に把握していきます。五線譜を見てみましょう。

 

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こうです。なにかお気付きですか?

一定のパターンがありますよね。パターンを認識しましたか?

はい、ドミソシはすべて線の上に並んでいますね。

そういうわけなんです(なにが)。

まあ、つまり線の上に一個ずつ上がっていけばドミソシで、シの上の隙間がオクターブ上のドになる、ということです。そういうパターンです。これは。

これはつまり各キーのドの位置だけ把握しておけば、あとはこのパターンを適用するだけで五線譜は書ける、ということです。つまりすべての音の五線譜の位置を暗記する必要はないんです。

ではここにでてこなかったレファラの音はどうしましょうか。

​レの音はドの1つ上です。ドとミの間です。五線譜を見てみましょう。

 

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どうですか。この場合でも一定のパターンが認識できます。

レファラは全部線の間にありますね。そういうわけなんです(なにが)。

​つまりキーCのドの位置(つまりCの位置)だけ把握しておけば、あとはこのパターンを適用するだけで五線譜は読めるんです。これは別のキーになっても同じです。

ドの位置が変わるだけでこのパターンは同じです。いわば五線譜の不変の定理、公式です。

どうでしょうか。これでもうどのキーでも五線譜でドレミファソラシドは書けるし読めますね。あとは慣れです。

​では、今回はこの辺で終わりです。どうもありがとうございました。