絵の依頼でよく見かける話

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twitterなんかでよく見かけた話ですね、これ。

定番ネタなのかな。

 

いやなんか、この手の話を見かけるといつも考え込んでしまうんですよね。なんでしょう、この感覚。どちらかというと作者のほうの意図に対して。

 

交渉の前段階で最低価格を明示しておいたほうが双方のためなのでは。

物によって違うとしても最低このくらいというのはあると思うし、その人の市場的価値まで依頼者に察してもらいたいというのはどうなのかな。

相場って言葉がありますけど、芸術作品に関しては相場ってあってないようなものなのであんまり意味ない気がしますね。

例えば私が1ヶ月かけて描いた技術もクソもない大作とゴッホの絵の間に相場は存在するのか。ない。

生前の彼と死後の彼でもまったく違いますし。

似たような絵を描く絵師の方でもすでにファンが多数いる方と駆け出しの方では市場価値全然違いますよね。

相場ってなんだろうな。少なくとも牛丼屋の例えはあまりにも意味がない気がする。

 

やっぱりサービス提供側として考えると、最低価格を交渉前段階でわかるようにしておくべきなんじゃないのかな。

交渉するまで見当もつかないと会話してしまった時点で、ある程度はその人の絵に決めているわけですよね。食いさがる気持ちもわからなくはない。

いや私は値切ったりとかそういうのはしないしする気ないですけどね。

相手にその価格の価値がないといっているようなものですからね。失礼な話ですよこれは。

でもお金の価値っていうのは人によって違うんですよね。前にも書いたけど。

月の小遣い5000円の人と30万円の人では5000円の価値は全く違うわけですよ。前者の人からしたら全財産ですよこれ。

 

でもしかし、私がいつもこの手の話題で考えてしまうのはそういうとこじゃなくて、なぜその個人的交渉を漫画にして世に出すの?ってことです。ある意味晒し行為ともとれますし。

名前は出していなくても、ファンであればその方見てるわけですよね。自分のことだってわかるし。

つまり報復行為なのかな。

金額を値切られたことでプライドを傷つけられたことへの報復なのかな。

いや単純にわからないですね。

あるいは、バズるネタだからという可能性もありますね。

バズるネタ集みたいなものを持っていて定期的に今月はこれ、みたいな運営なのかもしれない。いやただの想像ですよこれは。もしかしてその可能性もあるという話です。

しかし本来のその人の作品を描く時間を割いてまでして描きたいことなんですよね。

イラストレーター全体の価格維持のための活動?

それもあるかもしれない。

でも相手は無知でお金のない善意の中学生かもしれない。その交渉で失礼があったからそれを漫画に描いてバズらせ匿名でしらしめる。しかしその人の絵の妥当な価格は事前にはわからず、値切り交渉可かどうかも聞いてみないとわからないとしたら。別に値切り交渉自体が悪だとはまったく思わないですし。それはただのひとつの慣習として存在するわけなので、値切り不可と伝えればいいだけです。聞いてみてアウトだと漫画にされて間接的に非常識とファンや社会人に罵られる。あるいは集客のネタにされてしまう。

ちょっと恐ろしいですね。少なくともまったく共感できる手法じゃないです。