もしも救いがあるとすれば

それはきみがこれまで目にしてきたことの中にある

流行に足を止めてばかりいるよりも

消滅した夢を再現する試みよりも

可能性の破片は自分の内に無数に溢れている

夜の音に耳を澄ましてわかるかもしれないし

日常の苛立ちを振り返ってみつかるかもしれない

旅をすることだけが必ずしも旅ではないのだ

なぜなら私たちがこうして互いに存在していることもまた、旅をしていることにほかならないからだ