スキルとはなんなのかという話題

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新卒社会人女だけど、同僚のPCレベルが低すぎて転職したい

道具の使い方なんてのはやってりゃ慣れるし 大した能力ではない

2019/08/25 22:34

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スキルってどっからなんだろうなと。ふと思った。

例えばWindowsでCtrl+Cを押してクリップボードに保存されたものをCtrl+Vで貼り付けられるというのは、まあ個人のスキルではないですよね。

当たり前だけど、それはパソコンという機械自体の機能であって、ただボタン押すのもその人間自体のスキルじゃない。すごいのは機械だし実際具体的に仕事してるのも機械。

例えばこれがゲームみたいにCtrl+Vボタンの押し方やタイミングでうまく貼り付けられたり失敗したりしたらそれはある程度スキルかも。それをやればこうなるということを知っていること自体はスキルなのか。それはただの認識では。スキルというのとはちょっと違う気がする。どうなんだろう。

例えば音楽をやるときに、ギターとかの楽器を弾けるっていうのはスキルだと思いがちだけど、あれも似たようなとこがある。それなりに練習はいるわけだが、でも結局のところ実際に音を出してるやつはギターであって、つまりギターの音はギター自体のスキルなんじゃないかという気がする。そいつがすごいんじゃなくてギターがすごいのでは。あるいは楽器を作った人、そういう弾き方、技法を発明した人物、または弦を弾いたときに起きる空気振動なんかの現象自体。まあそういう比率がいろんなものにあるんだろうな。つまり人とツールが連動するなにかはすべて。

車の運転が上手いやつは車がスキルなのかというと、まあそうだけど、実際走ってるのは車であって、そいつではない。運転がうまいというのはつまり、機械への操作とか指示がうまい人ってことか。たとえば状況判断とか安全運転とかは?むしろそういう感覚のほうがその人固有のスキルに近い気がする。いや、それはでもスキルというよりかは性質か。

DTMなんかもそうで、実際にすごいのは本当はソフトではないかという気もするし、問題はなにをどう打ち込むかですよね。だからそういう機械とかもの部分の比率が高いものほど代用が可能になる。

なぜならものを揃えて操作方法を習得すればかなりの部分模倣可能だから。

つまりその人が固有に生み出せるものほど重要になるのでは。

そう考えると結局原始的なものほど大事だということに行き着く気がする。

例えば言葉、文字、人の声。それらの組み合わせ方。

じゃあ模倣可能なものはつまらないのか。

そんなことは全然なくてむしろ好きだ。例えばブルース、ジャズ。似たような人たちがいっぱいだ。

例えばボーカロイドの声。声が音源として販売されているので、買えば誰にでも模倣可能だ(というよりそれそのものだ)。

模倣されうるものの特徴とはつまり共通部分があるわけだから、とっつきやすいんですよね。

親しみといってもいい。一度親しむと連鎖的に他のものも楽しめる可能性が高い。

そういう性質がある。それが強みでもあり弱みでもある。

自分にとって固有な部分と共通する部分、模倣した部分と模倣されうる部分、継承する部分と拡張する部分。そういうもろもろの複合的要素を結びつけて形にする力だってスキルといってもいいかもしれない。