自動作曲入門の話題

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ちょっと前にフリージャズをAIが延々生成するYouTubeは見たんですが、どっちかっていうとメロディーの明確なもののほうが難しいのかな。どうなんだろう。

たまたまはてなの音楽カテゴリーで、自動作曲システムを作ろうという話のスライドなのかな。目にしたので、作曲について自分なりに誰かの参考になりそうなことを書いておきます。

それで身も蓋もないですが、たぶん和声とかコード進行とかスケールって、作曲の本質じゃなくて、作曲という作業で一番大事なところはメロディーを作ること。それがどう考えても根幹なので。

だから自動であれ手動であれ曲を作るのであればまずメロディーの構造の話をしなければいけないと思うのですが参考書でも音楽理論でも、あまり触れられない話題ですよね。

コードなんてメロディーを邪魔しなきゃなんでもいいんですよ。極論すぎるか。

 

それでメロディーってどうやって作るのかですが、ひとことでいうとフレーズの構造化。

言葉が妥当かわかりませんが。

歴史的古典的にはそうなってるし、現代も基本そうだと思うけど。

どう作られているのかを分析すればどう作るのかはわかるはずなので、例を上げてみるとバッハのメヌエットという曲があるのですが、こんな感じです。

 

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タン、タラララタン、タン、タン、ってやつです。

ちなみにキーはGです。#ひとつなので。

このラインはメロディーが綺麗に構造化されていて、具体的にどうなってるかというと

 

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上4小節

タン、タラララタン、タン、タン × 2回

  • 2回目は全体の高さを上げてる

 

下4小節

タータラララ × 3回

  • 2回目は音下げてる
  • 3回目はさらに音下げ+リズムは変えずに高低の順番を変えてる

最後4小節目は一旦区切り(Ⅴの5thのA音で止めて続く感じを醸し出す)

 

 

こんな感じですか。

つまり2小節なり1小節なりの短いフレーズを作って、それを展開すると。

繰り返す。形を変えて。

飽きるまえに別のフレーズを提示してまたそれを形を変えて繰り返す。あるいはその想定を裏切る。

そうやってパーツを積み上げて構造化していくと全体としての曲ができる。かも。

できないかも。まあ骨組みですね。骨格はできる。いい曲かはわからんけど。コードは後でも先でもいい気がするが。アドリブでさえ上手い人は結構構造化されてる。繰り返しだったり対比だったり。だから多分これはかなり音楽の本質的な部分の話だと思うけどな。

まあアレンジどうすんだとか歌なら歌詞どうすんのとか、考えるとまた難しい。はい。

 

まあ個人の主観ですが、なにかのヒントになれば。

ではでは。